投資信託の分配金受取りと再投資の違いは?/口数が増えても基準価額が下がるので儲かったことにはならない

【スポンサーリンク】

stock-exchange-911614_1280

分配型投資信託の分配金を受け取っても口数は減りません。逆に分配金を再投資すると口数は複利的に増加します。一見得なように見えますが実際は得していません。

だいぶ前にも同じような記事を書いた記憶があるのですが探しても見当たらないので改めて書かせてもらいます。

【スポンサーリンク】

分配金の受け取りと再投資の違いは?

朝日Nvest グローバルバリュー株オープン『愛称:Avest-E』の、2014年11月14日~2015年11月13日までのチャートを使って、分配金の受け取りと再投資の違いを見てみたいと思います。

分配金を受け取った場合

チャートの赤の矢印部分の極端な値下がりは、2015年3月16日に分配金を1400円も出したので、その影響で基準価額が真っ逆さまに急落です。

分配金を出したらその分基準価額も下がります。

k151118-1

この時、分配金を受け取りにしていた投資家さんの保有口数は変わりませんが、基準価額が下がっているので評価額は減少します。

ということは、保有口数は減少しないけど形的には分配金の額だけ一部解約したのと同じことになります。(信託財産留保金など手数料の違いはありますが)

普通分配だったら利益確定で、特別分配だったら損切りということになります。

分配金を再投資した場合

分配金を再投資した場合の基準価額の推移は薄いブルーの線になります。分配金受け取りのような断崖絶壁はありません。

k151118-2

分配金を再投資するとその分だけ口数が増えます。

しかし、口数が増えてもチャート上では通常の状態で推移しているので得したようには見えません。(ブルーの線)

実際、無分配型だったら初めからブルーの線になるので、分配金再投資による口数の増加は得したように見せかけて1円も得していません。口数が増えただけです。

逆に、普通分配の場合は課税されるので若干運用効率が悪くなります。

NISA口座では税金は関係無いので無分配型のチャートと同じになります。ただ、この場合でも口数だけが増えていくので得したような気になりすが、得はしていません。

まとめ

毎月分配型は分配金の額が小さいのでチャート上ではわかりづらいですが、流れは上記と全く同じです。

つまり、分配金は一部解約と同じであり、再投資による口数の増加は損も得もしていないということになります。

分配金は口数で計算されるので口数が増えれば増えるほど分配金も増えます。でもこれは儲かったということにはなりません。

※分配型投資信託は分配金を出さない他の投資信託より劣るという説明ではありません。

【追記】参考:「分配型投資信託は本当にダメなのか?」「インデックスは本当に良いのか?」を疑ってみる。

外国株式のインデックスファンドと高コストのアクティブファンドを今回もモーニングスターのポートフォリオ登録を使...
※ブログランキングに参加中です。

ブログランキング・にほんブログ村へ

【スポンサーリンク】
【スポンサーリンク】
【関連する記事と広告】