分配金を長期間再投資し続けると、複利効果が得られるってホント?

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2016/2/10の記事に追記

今回は分配型投資信託の分配金再投資による口数の増加は複利効果なのか、リターンに関係あるのかモーニングスターのポートフォリオ登録を使って検証してみたいと思います。

検証に使うファンドは毎月分配型の『杏の実と、分配金を出さない『外国株式インデックスファンド』です。

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分配金を9年間再投資し続けた杏の実と、昨日購入した杏の実を比較

2007年7月31日に100万円投資した杏の実Aの今日の評価額は1,231,970円で、これは約9年間運用を続けた結果です。

これと同じ額の1,231,970円を昨日の日付で新たに別枠で約定すると(杏の実B)、今日現在の評価額は当然どちらも同じになります。

今日の評価額は昨日の夜に出た基準価額で評価されているので、どちらも同じ評価額になります。

昨日、1,231,970円約定した杏の実Bはまだ分配金は一度も出ていませんが、2007年に投資した杏の実Aは約9年間分配金を何度も再投資しています。

この分配金再投資による口数の増加が、複利効果で、さらにリターンに影響するのであれば、2007年投資の杏の実Aの評価額と、昨日投資の杏の実Bの評価額に違いが出るハズです。

意味わかりますよね?

説明が下手クソでどうも申し訳ありません。とりあえず検証します。

毎月分配型投資信託の『杏の実』を検証

2007年7月31日に100万円約定した杏の実Aの今日現在の評価額は次の通りです。

評価額:1,231,970円

保有口数2,135,871口

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2007年7月31日に100万円投資した杏の実A900,090口からスタートし、その後再投資を繰り返して2,135,871口まで増加しました。

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次に、2007年に100万円約定した杏の実Aの評価額と同じ額を、昨日の日付で約定すると、杏の実Bは次のようになります。

購入日:2016年2月9日

投資額:1,231,970円

評価額:1,231,969円

保有口数2,135,870

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結果は、昨日、1,231,970円約定した杏の実Bは一度も分配金を再投資していないのに、2007年に100万円投資した杏の実Aの口数と同じになりました(1口違うのは機械が四捨五入しているからだと思います)

もし分配金の再投資による口数の増加が複利効果だとしたら、約9年間再投資し続けた杏の実Aが、昨日約定した杏の実Bより勝っていないとおかしいと思うのですが。

分配金を出さない『外国株式インデックスファンド』

2007年に100万円投資した、分配金を出さない外国株式インデックスファンドAの評価額は次の通りです。

評価額:1,088,244

保有口数676,012

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2007年に投資した外国株式インデックスファンドAの評価額と同じ額を、昨日の日付で約定すると、外国株式インデックスファンドBは次のようになります。

購入日:2016年2月9日

投資額: 1,088,244

評価額:1,088,242

保有口数676,011

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結果は、先の毎月分配型と同じで、2007年投資と昨日約定はほぼ同じ口数になります。無分配型なので同じ口数になるのは当り前です。(微妙な違いは機械の四捨五入)

まとめ

結果は、分配型も無分配型も同じやん!てことになりました。

今回の検証で、毎月分配型の再投資による口数の増加は、複利効果でもなければリターンにも影響しないということがわかりました。

再投資で口数が増えても、翌月の分配金が増えるだけで資産は増加しません。

 

分配金を再投資して、せっせっせと口数を増やし続けても、口数が増えない無分配型と結局は同じだったということがわかったと思います。

分配金を再投資すると口数が増え続けるので、分配金を出さない無分配型より分配型の方が複利効果が効いて得だという考え方は間違いだということです。

関連記事投資信託の分配金再投資による口数の複利的な増加は【口数の両替】と同じで損益上無意味。

追記(2016/5/15)

たとえば、10年間再投資して口数を増やし続けた僕の杏の実の評価額が今日現在100万円だったとします。

同じ杏の実を友人の太郎君が昨日の約定で100万円投資したとします。

僕は10年間毎月再投資、

太郎君はまだ一度も再投資していません。

評価額は2人とも100万円です。

2人の口数に違いはあるのか? そんな検証でした。ざっくり言うと、評価額は基準価額x口数ですので評価額が同じであれば口数も同じになります。

10年間再投資して口数を増やし続けた僕の杏の実の複利効果は一体どこに行ったんや? そんな検証結果でした。

結論:再投資による口数の増加は複利効果でもなければ資産が増えるわけでありません。基準価額が下がると口数を多く買えてしまうわけです。

関連記事投資信託の普通分配と特別分配の違いに大きな意味は無い。共通点はどちらも一部解約金

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