分配金目当てで投資信託を購入してはいけない。分配金を利回り計算していはいけない

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マネー研究所の記事によると海外の不動産投資信託(REIT)で運用するファンドが人気だそうです。『海外REIT投信、危うい人気の一極集中』というタイトルになっていました。

人気の理由は運用対象である海外REITの高い利回りと、ファンド自体の高水準の分配金にある。

できるだけ多くの分配金を手に入れたいという投資家ニーズも取り込んでいる。

引用:マネー研究所

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 分配金に目を奪われ、リスクが見えない

僕も昔は野村アセットマネジメントの『グローバルREITオープン(毎月分配型)』を保有していたのですが、毎月分配型を整理した時に手放しました。

分配金を利回り計算してはいけない

昨年来の度重なる世界的な市場の動揺で、株式や新興国通貨などに投資する毎月分配型投信では、分配金の引き下げが相次いだ。一方、海外REIT型は新規に流入する資金などを原資に、高い分配金の支払いを継続。分配金利回り(過去1年の分配金合計額を直近の基準価格で割った数値)が20%を超えるファンドもざらで、投資家の関心が集中している。

今まで何度も書いていますが、分配金は解約金です。手数料など細かな違いはありますが、全体的には解約金と同じなので利回り計算しても意味がありません。

リスクより分配金を優先?

分配金に目を奪われている個人が、どれほど海外REITのリスクの大きさを自覚しているかは疑問だ。

僕も昔は毎月分配型信者だったので、投信を保有し始めた頃は毎月分配型だけを10数本保有していました。当然その頃は何も知らないド素人だったのでリスクなんて気にしませんでした。

大きく値下がりしても「分配金を貰い続ければ何とかなる」と考えていたので、正直リスクには無関心でした。でもこれは大きな間違いでした。

分配金は解約金なので「貰う」ではなく「受け取る」です。

 分配金は永久的に出る?

知恵袋に『投資信託 毎月分配金型って永久に貰えるの?』という質問がありました。

基準価格は度外視し、分配金目当てで毎月分配金型のファンドは50年とか保有し続ければ、必ず元がとれてかなりの利益を生み出すと考えられますが、この考えかたは正しいのでしょうか?更に、そのファンドは後世に相続して継続していけば、かなりお得ですよね!?

以前保有していた野村アセットマネジメントの『グローバルREITオープン(毎月分配型)』の分配金は昔は高分配でしたが、最近は25円しか出していません。

グローバルREITオープンの分配金実績

2006年12月25日~2007年12月25日のキャプチャ

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2015年4月23日~2016年4月25日のキャプチャ

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昔は50円だった分配金が最近は25円になっています。ということは50円受け取るには単純に2ヶ月かかるということになります。しかも昔はボーナス分配があったので、当時と同じレベルの分配額を受け取るにはさらに何倍もの月日が必要になります。

今よりさらに分配金が引き下げられ場合はもっともっと時間がかかります。あと分配金が永久的に出るという保証もありません。

というか、分配金は解約金なので、解約金を受け取るメリットのある人にしかメリットはありません。受け取る必要のない人は分配金は再投資しましょうよ。

分配型投資信託の分配金を受け取っても口数は減りません。逆に分配金を再投資すると口数は複利的に増加します。一見...

まとめ

投資する資産の集中を避けて、できるだけ背負うリスクを抑えるのが資産運用の原則。海外REIT型投信の保有者は、分配金の引き下げが現実になる前に、きちんと資産分散ができているかを点検しておいた方がいい。

「分配金が引き下げられたら乗りかえる」という投資家は、分配金のカラクリを解いた方が良いと思います。分配金は全体的には解約金とほぼ同じです。解約金みたいなモノに釣られてはいけません。

たとえば毎月1万円に対して100円自動解約してくれる定期預金と、毎月1万円に対して200円自動解約してくれる定期預金とでは、どちらが得でしょうか? ただし解約金額は定期預金の都合で変動します。

答え:どちらも損も得もありませんよね。

それより勝手に解約する金額を決めて自動解約する定期預金にメリットがあるのかないのかですよね。多分、そんな定期預金は無いと思いますが、投資信託にはあります。それが毎月分配型投資信託です。

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