投資信託の分配金は「再投資」と「受け取り」では、どっちが得?

【スポンサーリンク】

statistics-706384_960_720

以前書いた『これが投資信託の複利効果の実態!分配型投資信託の分配金は受け取らずに再投資した方がいい』の続編です。

今回は実際にモーニングスターのポートフォリオ登録を使って、分配金の「再投資」と「受け取り」ではどれ位損益に差が出るのか、毎月分配型投資信託の『杏の実』で比較検証してみたいと思います。

関連記事投資信託/モーニングスターの「ポートフォリオ登録」の方法

【スポンサーリンク】

 毎月分配型投信の分配金の「再投資」と「受け取り」を比較

大暴落を経由した方が分かりやすいと思ったので、リーマンショックの前の年の2007年7月31日に、毎月分配型投資信託の『杏の実』を100万円投資したという設定にしました。

購入日:2007年7月31日

投資額:100万円

手数料:0

普通分配時の税金は反映されないので無視です。

分配金再投資の損益

k160613-1

分配金を再投資した場合の今日現在(2016/6/13)の損益は

投資額:100万円

評価額:1,227,430円

損益額:+227,430円(+22.74%)

分配金受け取りの損益

k160613-2

分配金を受け取り続けた場合の今日現在(2016/6/13)の損益は

投資額:100万円

評価額:503,150円

分配金:612,961円

損益額: +116,112(+11.61%)

「分配金受け取り」の損益は、現在の評価額と受け取り済みの分配金を足した額から投資した100万円を引いた額になります。

ですので

503,150円+612,961円

=1,116,111

1,116,111-1,000,000

=116,111

(1円の誤差は小数点以下の四捨五入の影響だと思います)

分配金は再投資した方がいい

  再投資 受け取り
投資額 100万円 100万円
評価額 1,227,430 503,150
分配金   612,961
損益 +227,430 +116,112
% +22.74% +11.61%

分配金は再投資した方が良いという結果になりました。

受け取った分配金は運用から外れる

受け取った分配金の612,961円は、運用から外れて預金口座に振り込まれているので、減りもしませんが増えもしません。

無分配型投信を一部解約したのと全く同じです。

ですので逆にリーマンショックの暴落時に比較していたら、運用から外れたお金は減らないわけですから、恐らく受け取りの方が勝っていたと思います。

でもこれはメリットではありません。資産の減少が怖いのだったら初めから投資額を減らしておけば済む話です。

この時点(2016/6/13)で運用されてるお金は

再投資:1,227,430円

受取り:503,150円 

になり、投資した100万円が半分以下にまで減少しています。分配金を受け取るということはこういうことです。

再投資と受け取りを使い分ける

タイミングを見ながら再投資と受け取りを使い分けるというのは多分不可能です。理由は先が読めないからです。

今月の分配金は再投資しますか? 受け取りにしますか? 来月は?

上昇か下落かが読めたら誰も苦労はしません。

まとめ

約9年間、『杏の実』の分配金を受けとり続けると612,961円になりますが、しかし残念ながら評価額は503,150円で、投資額の半分にまで減少してしまっています。

分配金を受け取り続けると、ほとんどの毎月分配型投資信託はこんな感じになるので、ビックリされる投資家さんは多いと思います。

予定のない分配金は再投資しましょう。

関連記事投資信託で2000万円の損!?/分配型投資信託の損益は受け取った分配金を入れないとわからない

※ブログランキングに参加中です。

ブログランキング・にほんブログ村へ

【スポンサーリンク】
【スポンサーリンク】
【関連する記事と広告】