投資信託の複利効果の「雪だるま」にだまされてはいけない/年金も年利10%で複利運用すればとうの昔に雪だるま

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今回は投資信託の複利効果は上がったり下がったりの「上がったり」の部分だというお話です。

上の画像は架空の投資信託の基準価額が①10,000円から②5,000円に値下がりし、その後③7,500円を経て④10,000円に回復するまでのチャートです。

たとえば、この投資信託に基準価額が②5,000円の時に10,000円投資したとします。

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これが投資信託の複利効果!

今回の検証は税金手数料等は完全無視です。

【1】投資信託の複利効果

基準価額が②5,000円から③7,500円に上昇した時点での評価額は、50%値上がりしているので投資した10,000円が15,000円になり5,000円の利益になります。

この5,000円を利確せずにそのまま保有し続けたら、基準価額がさらに上昇して④10,000円になりました。

ということは、基準価額が②5,000円から2倍の④10,000円に値上がりしているので、投資した10,000円も2倍の20,000円になり、ここから投資した10,000円を差っ引くと利益は10,000万円になります。

これが複利運用の結果です。

【2】途中で利益確定すると

もしこれを基準価額が③7500円の時に儲けの5,000円を利益確定していたらどうなるのか、検証してみたいと思います。

利確した時の基準価額は③7,500円です。ここから④10,000円に値上がりしたということは33.33%の上昇になります。

投資額は先に5,000円利益確定しているので10,000円のままです。ということは基準価額が④10,000の時の評価額は13,333円になり、ここから投資した10,000円を差っ引くと利益は3,333円になります。

この3,333円に先に利益確定した5,000円を足すとトータルの利益は8,333円になります

これが複利と単利の違い

最初の利確しなかった場合の利益は10,000円になりましたが、後の途中で利確した時の利益は8,333円でした。

この差の1,667円が複利と単利の違いになります。

長期保有と複利効果は関係無い

冒頭の画像の基準価額が①10,000円の時に10,000円投資していたら、基準価額が④10,000円に回復した時点での評価額は10,000円です。利益はありません。

たとえ①から④の期間が30年であっても50年であっても利益はありません。

僕は昔は、投資信託は長期間保有すれば複利効果が得られると勝手に思い込んでおりましたが、これは大きな間違いです。

短期であろうが長期であろうが上昇しなければ複利効果はありません。逆に上昇が続き途中で利確しなければ、つまり何もせずに放置しておけばそれが複利運用なのです。

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複利効果という幻

投資信託の複利効果とは、要するに上がったり下がったりの「上がったり」の部分で、冒頭の画像で言うと②~④の所になります。

ですので何年も長期で「年利10%で複利運用すると…」って、絶対にできません。有り得ません。もし本当にできるのであれば年金も年利10%で複利運用してたら良かったやん!って話です。

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