投資信託で、大損する人と、しない人/準備があれば暴落なんて怖くない

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yahoo!知恵袋で杏の実の解約について気になる記事を見つけました。

日付が2008年10月10日ということは、リーマンブラザーズ破綻から約一月後の投稿ということになります。つまり大暴落の真っ最中。怖かったと思います。

大和証券 杏の実 解約か継続か・・・・よろしくお願いします

1年ほど前、言われるままに100万円購入してしまい、お恥ずかしいですが、解約か継続か悩んでます。

1か月前に銀行さんに今は底値に近いからもう少し様子みてみたら?といわれ、、、、そこからさらに1500円は安くなってます。。。今、銀行に解約したらいくらになるか聞いてるところで連絡待ちです。

使う予定はないですが、減っていくのも怖いですし、このままにしておいて、何年かごに元本割れにならないまで、ほっておくか・・・無知ですみませんが、ご意見お願いします。

引用:yahoo!知恵袋

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 投資信託で大損を抱えてしまった時の対策

1年ほど前に購入されたということは、我が家の杏の実と購入時期がほぼ同じです。ということは、2007年に高値で買ってしまっていたわけですね。

僕も暴落した時は相談者と同じで正直逃げたかったです。

でも結局僕は逃げることができませんでした。解約損切りした後急上昇したらアホらしいやん!という欲張った考えがあったのと他諸々で最後の最後までズルズルいってしまいました。

我が家の場合、杏の実だけじゃなかったので精神的にはきつかったです。

 値下がりした投信は解約した方がいいの?

この相談記事には回答が二つ付いていて、どちらの回答も杏の実は良くないファンドだという判断で解約を勧めておられます。

特に気になったのがベストアンサーの回答で、一度解約して静観し、基準価額が戻ってから買い戻せば?というアドバイスです。

私なら一度解約しますね。

(中略)

この商品は満期、解約金等無いようですし、いずれ基準金額が戻ってから再び契約することも可能でしょう。それまでは、一度静観するのも手かとは存じますよ。

引用:yahoo!知恵袋

一度解約して基準価額が戻ってから買い戻す意味がわからない

リーマンショックで痛い目に遭った僕がアドバイスするとしたら、基準価額が戻ってから再契約(買い戻す)するのであれば、初めから解約は勧めません。

その前に、解約(損切り)した後静観し、基準価額が戻ってから買い戻すという意味が僕にはよくわかりません。買い戻した後また値下がりしたら損が膨らむだけです。

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上のチャートで説明すると、①で購入した後値下がりしたので損切りし、④で買い戻すという流れになりますが、このパターンでいくと②~④の上昇時に先に解約しているのでここには参加していません。

上昇時(②~④)に参加していないということは当然リターンもありません。ただ損切りしただけです。もし買い戻した後⑤で値下がりしたら損が膨らむだけです。

投資信託で大損する自滅パターン

例えば、2007年から約1年かけて1700万円注ぎ込んだ我が家の投資信託は、リーマンショック後の2009年1月には注ぎ込んだお金が半分以下にまで減少しました。単純計算すると850万円の含み損です。

ここで解約(損切り)すると850万円の損が確定してしまいます。

その後、2013年頃に買い戻して再スタートを切っても、損の850万円は確定したままなのでかなり厳しいです。

実際は我が家の投資信託は乗り換えはしたけど解約静観はしておりません。市場には常に参加していたので2013年に元本まで回復することができました。

一度解約して底値で買い戻す?

一度解約(損切り)して買い戻すのであれば、基準価額がさらに下がってから買い戻さないと意味がありません。

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上のチャートの①と②の中間で解約し、②の底値で買い戻す。そうすると上昇時(②~④)に参加しているので、基準価額が④に戻れば、解約したタイミングによっては利益が出ます。

かし、現実的にはこの方法は不可能です。現在自分がどの地点に居るのか、底がどこなのかなんてその時点ではわかりません。ですので無理です。できません。

我が家の杏の実は「何もせずに放置」で正解だった

相談者と同じく2007年に購入した我が家の杏の実は、リーマン大暴落時には何もせずに放置しました。正確には何もできなかったと言った方が正しいかもしれません。

というより、杏の実よりもっと激下げした株式ファンドを何本も抱えていたので、杏の実の値下がりはあまり気にならなかったような気がします。

その後、杏の実は2013年に90万円利益確定できたので、結果的には「何もせずに放置」で大正解でした。

関連記事毎月分配型の『杏の実』は解約した方がいいのか!?/解約する理由が見あたらない

関連記事我が家の投資信託の「杏の実」が含み損な理由。投資信託の購入手数料と信託財産留保金は大きな損

追加投資できる状態ではなかった

本当は含み損が大きく膨らんだ時に追加投資していれば、2013年には利益がもっと出ていたのですが、保有投信が他に何本もあったのと、杏の実は250万円投資していたので数万円程度追加投資しても恐らく焼け石に水でした。

保有投信が値下がりしても後ろ向きな解約はしない

投資信託で資産運用を始める時、リスク許容度を確認するぐらいであとは将来のリターンのことしか考えないですよね。含み損を抱えてしまった時の対策ってほとんど考えないですよね。

あと、「〇〇%で複利運用すると」とか、「分配金を出さないファンドがいい」とか「信託報酬の安いインデックスがいい」とか。

結果、値下がりすると投信初心者は大慌てすることになります。僕はそうでした。

頭の中では理解していた筈のリスク許容度も、実際に含み損を抱えてしまうと、もっとさらに大きく値下がりするんじゃないかとだんだん不安になってきます。結果後手に回ったりします。

ですのでリスク許容度だけじゃなくて、含み損を抱えてしまった時の対策も先に考えておいた方がいいと思います。いわゆる危機管理ってやつです。

具体的には、大きく値下がりした時は追加投資、あるいはリバランスできるように保有ファンドの本数を絞っておくとか、テーマ型ファンドや新規設定直後の流行のファンドは塩漬けファンドになる可能性があるので保有しないとか、目先の情報には振り回されないとか。

とにかく含み損を抱えてしまっても後ろ向きな解約だけはしなくて済むように、できるだけシンプルにしておくことが大切だと思います。

まとめ

投資信託で大損する人は後ろ向きな解約(損切り)をして静観し、安定してから参加する人です。

退場した後、上昇してもそこに参加していないのでリターンが得られないどころか確定した損だけが残ります。

そこにずっと居続けないと、つまり保有し続けないと意味がありません。そうするためにはどうしたらいいか?ということです。

自動積立投資は値下がりしても継続です。そうしないとせっかくの値下がりが勿体無いです。

関連記事暴落時の積立投資はストップしてはいけない

毎月分配型であっても後ろ向きな解約はしない方がいい

追記:2016/9/23

相談系サイトを覘くと、投資信託の含み損に関する相談に対して、本文で紹介した回答と同じように解約リセットを勧める回答が多いのにビックリします。まるで抜歯好きな歯医者さんです。

保有しているファンドにもよりますが、僕は個人的にはテーマ型ファンド、流行のファンド以外は毎月分配型であっても後ろ向きな解約はしない方がいいと思います。

それと、「わからないものには手を出すな」という回答が多いのにもビックリです。投資信託には意味不明な回りくどい余計な説明が多いので、初心者は実際に保有してみないと何もわかりません。

ですので取っ掛かりは分配金を出さないインデックスの外国株式と外国債券をおススメします。

関連記事初めての投資信託で大儲けしようと考えると大損する!

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