【投資信託】積立中の値下がりはリスクか? 検証してわかったこと

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投資信託は同じ銘柄(ファンド)でも一括投資と積立投資(ドルコスト平均法)では結果が大きく変わります。全くの別物になります。

今回は「積立中の値下がりは怖くない」というお話です。

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積立投資中の値下がりは怖くないということをテーマ型ファンドの「グローバルシフト」で検証

次のチャートは一時期僕も保有したことがあるテーマ型ファンドのDWS新資源テクノロジー・ファンド 『愛称 : グローバル・シフト』の、2007/08/31~2017/05/31までの基準価額の推移です。

リーマン大暴落から現在もまだ回復しておりません。

一括投資

もし、このグローバルシフトを2007年11月1日(高値)に100万円一括投資していたら損益はどうなっているか、モーニングスターのポートフォリオ登録を使って検証してみたいと思います。

参考記事投資信託/モーニングスターの「ポートフォリオ登録」の方法

購入日:2007年11月1日

投資額:100万円

分配金:再投資

手数料:0

今日現在(2017/6/26)の損益

投資額 損益
グローバルシフト 100万円 -432,438 -43.24%

結果はチャートでも分かるように、リーマンショックで大暴落した後回復していないので当然432,438の含み損になります。見たまんまです。

積立投資

次は、この「グローバルシフト」を2007年11月1日から積立投資(ドルコスト平均法)していたらどうなるか?検証してみたいと思います。

積立開始日:2007年11月1日

積立日:毎月1日に1万円

分配金:再投資

手数料:0

今日現在(2017/6/26)の損益

投資額 損益
グローバルシフト 116万円 +198,911 +17.15%

結果は、大暴落した後回復していないのに198,911円の含み益になります。

こんなファンドでも積立だと含み益になります。

積立投資って凄いですよね。

値下がりしても積立をストップしてはいけない

なぜこうなるのかというと、一括投資の検証は平均購入価格が11,398円だったのでファンドの基準価額が11,398円以上にならないと利益は出ません。

残念ながら今日現在のファンドの基準価額は 6,413円ですので含み損のままです。

一方の積立投資は暴落後も積立を継続したので平均購入価格が5,476円にまで下がっています。

今日現在のファンドの基準価額は 6,413円ですので、この差が含み益になっているのです。

ですので積立投資の場合、値下がり中の安値買いは将来のリターンの素になるので値下がりしても積立をストップしてはいけないのです。

もちろん「グローバルシフト」のような回復しないファンドは買ってはいけません。特にテーマ型や流行のファンドは塩漬けファンドになる可能性が高いので要注意です。

関連記事テーマ型ファンドは長期投資には向かない/テーマ型ファンドとインデックスファンドを比較検証

大きく値下がりした後回復した「MHAM 日本成長株オープン」で検証

次は大きく値下がりしたファンドが投資元本まで回復するとどうなるか?検証してみたいと思います。

下のチャートは「MHAM 日本成長株オープン 」の1999/10/29~2017/05/31までの基準価額の推移です。

一括投資

このMHAM 日本成長株オープンを2006年1月5日(チャートの赤の矢印)に100万円一括投資していたら?

購入日:2006年1月5日

投資額:100万円

分配金:再投資

手数料:0

今日現在(2017/6/26)の損益

投資額 損益
MHAM日本成長株オープン 100万円 +60,464 +6.05%

結果は60,464円の含み益ですが心もとない。

こんな程度の含み益では少しの値下がりであっという間に含み損です。

積立投資

次はMHAM日本成長株オープンを2006年1月5日(赤の矢印)から積立投資していたらどうなるか?見てみたいと思います。

積立開始日:2006年1月5日

積立日:毎月5日に1万円

分配金:再投資

手数料:0

今日現在(2017/6/26)の損益

投資額 損益
MHAM日本成長株オープン 138万円 +1,682,064 +121.89%

結果は、1,682,064円の含み益です。

積立てた138万円の評価額は306万円にまで増えています。一括投資とはエライ違いです。

大きく値下がりした後回復しただけやのに

行って帰ってきただけやのに… なんで?

これも先のグローバルシフトの積立と同じで値下がり中の安値買いがリターンの素になっているのです。

 あまり値下がりしなかった「外国債券インデックスファンド」で検証

次はあまり値下がりしていない外国債券で検証してみたいと思います。

下のチャートは「外国債券インデックスファンド」の2001/02/28~2017/05/31までの基準価額の推移です。

見ての通り大きく値下がりしていないので安心て感じです。

一括投資

この「外国債券インデックスファンド」を、先の大きく値下がりして回復した「MHAM日本成長株オープン」と同じ日に、つまり2006年1月5日(チャートの赤の矢印)に100万円一括投資していたら?

どうなるか検証してみたいと思います。

購入日:2006年1月5日

投資額:100万円

分配金:再投資

手数料:0

今日現在(2017/6/26)の損益

投資額 損益
外国債券インデックス 100万円 +327,561 +32.76%

結果は327,561円の含み益で予想通りって感じでしょうか。

積立投資

積立の検証も先の大きく値下がりして回復した「MHAM日本成長株オープン」と同じ日に設定して検証します。

積立開始日:2006年1月5日

積立日:毎月5日に1万円

分配金:再投資

手数料:0

今日現在(2017/6/26)の損益

投資額 損益
外国債券インデックス 138万円 +306,611 +22.22%

結果は一括投資の損益と似たり寄ったりって感じです。外国債券ですので株式より安定していると言えば安定してるのですが、物足りない。

それより大きく値下がりして、ただ回復しただけの「MHAM日本成長株オープン」の方が資産は大きく増えています。

投資額 損益
MHAM日本成長株オープン 138万円 +1,682,064 +121.89%

・積立投資の場合、積立中の値下がりはリスクではなく、寧ろメリットだ。だから積み立てるなら国内外の債券より振れ幅の大きい株式の方がいい。

ですので、たとえばセゾン投信の積立をする場合は株式と債券が50%:50%の「セゾンバンガード」より、株式100%の「資産形成の達人ファンド」の方が大きく増える可能性が高いです。

これはあくまでも積立投資(ドルコスト平均法)の場合です。

関連記事セゾン投信を積立投資するならどっち?「セゾンバンガード」か「セゾン資産形成の達人ファンド」か?

まとめると

・積立中の値下がりは将来のリターンの素になるのでリスクでもなければ悪でもない。むしろメリット。

・積立投資は時間も値下がりも味方になるので振れ幅が多少大きいファンドの方がいい。

そんなわけで、若い世代の方は早めに積立投資を始めた方がいいと思います。

今回は値下がりを検証しましたが、もし今後値上がりが続くと読めるのであれば積立より一括投資の方が遥かにメリットがあるので、未来が読める人は借金してでも一括投資するべきですw

投資はあくまでも自己責任です。

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