【セゾン投信の積立を比較】セゾンバンガードと資産形成の達人ファンド

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今回はセゾン投信の『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』と『セゾン資産形成の達人ファンド』は、どちらが積立投資(ドルコスト平均法)に向いているのか、検証してみたいと思います。

『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』は株式50%:債券50%のバランス型ファンドで、『セゾン資産形成の達人ファンド』は株式100%という違いがあります。

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投資信託の儲けをセゾン投信の2本で説明すると

最初に投資信託の損益)を一括投資で説明します。

「セゾンバンガード」と「資産形成の達人」を一括投資

セゾン投信は2本とも10年前の2007年3月15日に設定されています。

ですので2007年3月15日に1口1円の基準価額10,000円でスタートしていることになります。(一般的に基準価額は1万口の値段)

モーニングスターのポートフォリオ登録を使って、運用開始日の2007年3月15日に100万円一括投資していたら? 検証してみます。

参考記事モーニングスターの「ポートフォリオ登録」の方法

購入日:2007年3月15日

投資額:100万円

分配金:再投資

手数料:0

今日現在(2017/06/27)の損益

セゾンバンガード 資産形成の達人
基準価額(本日) 13,714円 18,931円
保有口数 1,000,000口 1,000,000口
平均購入価格 10,000円 10,000円
投資金額 100万円 100万円
評価額 1,371,400円 1,893,100円
損益額 +370,029円 +891,207円
+37.00% +89.12%

2007年3月15日の基準価額が10,000円の時に、つまり1口1円の時に100万円一括投資(購入)したので、保有口数はどちらも1,000,000口になります。

当然、平均購入価格(平均取得単価)も基準価額が10,000円の時に購入しているので10,000円になります。

で、今日現在の基準価額はというと

・セゾンバンガード:13,714円

・資産形成の達人 :18,931円

この基準価額と平均購入価格(平均取得単価)の差が損益額になります。

儲け(損益額)の計算の仕方

セゾンバンガードの今日現在の基準価額は13,714円ですので、1口が1.3714円になります。(実際は小数点以下の端数をどう処理するかはわかりません)

これを100万口保有しているので

1.3714円×1,000,000口

=1,371,400円

この1,371,400円が評価額になり、ここから投資額の100万円を引いた371,400円が利益(含み益)になります。

ただし、セゾン投信は2本とも解約時に信託財産留保額0.1%を差っ引くので

1,371,400円(評価額)×0.1%

=1,371円

評価額から差っ引かれます。

1,371,400円-1,371円(信託財産留保額)

=1,370,029円

この1,370,029円から投資額の100万円を引いた額の370,029円が信託財産留保額を計算した損益額になります。

『セゾン資産形成の達人ファンド』の損益も同じ要領です。

モーニングスターのポートフォリオ登録はここまでやってくれるのでとても便利です。

信託財産留保額を計算したのでややっこしくなってしまいましたが、要は投資信託の損益は大雑把に言うと基準価額と平均購入価格の差になります。

ちなみに、前回の検証記事の「グローバルシフト」と「MHAM日本成長株オープン」の積立投資の含み益は、ファンドの値上がりによる含み益ではなく、値下がりで平均購入価格が下がったことが要因でした。

▼前回の記事はこちら

積立中の投資信託の値下がりはリスクか?検証してわかったこととは?

積立投資するならセゾンバンガードか、セゾン資産形成の達人ファンドか?

さて、ここから本題で、セゾン投信の『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』と『セゾン資産形成の達人ファンド』は、どちらが積立投資(ドルコスト平均法)向きかを検証します。

先にも書いたようにセゾン投信の2本は2007年3月15日に基準価額1万円(1口1円)でスタートしているので、ポートフォリオ登録も2007年3月15日に設定します。

積立開始日:2007年3月15日

積立日:毎月15日に1万円

分配金:再投資

手数料:0

今日現在(2017/06/27)の損益

セゾンバンガード 資産形成の達人
基準価額(本日) 13,714円 18,931円
保有口数 1,312,052口 1,372,433口
平均購入価格 9,451円 9,035円
総投資額 124万円 124万円
評価額 1,799,348円 2,598,153円
損益 +557,549円 +1,355,555円
+44.96% +109.32%

結果は、株式100%の『セゾン資産形成の達人ファンド』の圧勝です。

平均購入価格(平均取得単価)を比較

セゾン投信の2本は全く同じ日に運用がスタートしていて、分配金を一度も出していないので単純に平均購入価格(平均取得単価)の比較ができます。

分配金が出ると平均取得単価が個別元本に変わるので単純には比較できないのと、積立開始日も同じ日でないと比較できません。今回の検証は2本とも2007年3月15日が積立開始日。)

今日現在のセゾンバンガードの平均購入価格は 9,451円で、資産形成の達人は 9,035円。

基準価額はセゾンバンガードが13,714円で、資産形成の達人は18,931円です。

もう一度まとめると

セゾンバンガード 資産形成の達人
基準価額 13,714円 18,931円
平均購入価格 9,451円 9,035円
保有口数 1,312,052口 1,372,433口

見ての通りセゾンバンガードの基準価額は資産形成の達人より安くて、平均購入価格は資産形成の達人より高いです。

先にも書いたように投資信託の損益は大雑把に言うと基準価額と平均購入価格(平均取得単価)の差ですので、資産形成の達人の方がその差が大きいので圧勝という結果になったのです。

「資産形成の達人」の方が平均購入価格が安い理由

その理由は次のチャートを見てもらえばわかります。

赤のライン:セゾンバンガード

ブルーのライン:資産形成の達人

画像元:yahoo!ファイナンス

リーマンショック前後の値下がり幅は、セゾンバンガードより資産形成の達人の方が大きいのがわかります。

つまり、この期間に資産形成の達人セゾンバンガードより安値で積立購入を続けていた。だから資産形成の達人の方が口数が多いのです。

その後の上昇でも資産形成の達人の方が圧勝なのですが、安値買いで口数を多く購入しているので基準価額が18,000円を超えても平均購入価格はまだ9000円代なのです。

積立投資(ドルコスト平均法)の説明でよく使われる「安い時は多く買い、高い時は少なく買う」という意味はこういうことです。

セゾンバンガードの50%は債券です。この債券が値下がりを抑え、おまけに値上がりも抑えてしまっているのです。

だからこんな結果になってしまうのです。

積立投資の場合、値下がりは将来のリターンの素になるので値動きをマイルドにする債券は邪魔なのです。(あくまでも積立投資の場合)

関連記事積立中の投資信託の値下がりはリスクか?検証してわかったこととは?

まとめると

・セゾン投信で積立投資するなら『セゾン資産形成の達人ファンド』の方がいいという結果になった。

⇒ セゾン投信

積立投資の場合、「値下がりはメリットになる」と言っても実際に含み損が続くと耐えられない人もいると思います。

僕は個人的には株式100%の『セゾン資産形成の達人ファンド』の積立をおすすめしますが、投資はあくまでも自己責任ですのでそこは慎重に。

※あくまでも積立投資の場合はという検証です。一括投資の検証ではありません。

関連記事【セゾン投信】投資信託の分散投資を検証/セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド1本ではダメなのか!?

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