「年利10%で複利運用する」とはどういう意味?投資信託を長期保有したら複利効果が得られるってホント?

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投資信託の複利運用について「年利10%で複利運用すると」みたいな表現をよく目にすることがあります。

まるで自分の意志で「年利10%で複利運用ができる」みたいな… できません。もし自分の意志で「年利10%で複利運用」できるのであればみんなウハウハです。

その前に投資信託の複利効果とは一体何ぞや?ってことですが、僕は専門家ではないのでひょっとしたら間違っているかもしれません。

でも多分合ってると思うので今回は僕なりの考えを書かせてもらいたいと思います。  

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投資信託の複利効果とは

例えば「マイホーム貧乏」という超絶好調投信に10,000円投資したとします。その「マイホーム貧乏」が5年後2倍に値上がりしていたらこの時点での評価額は20,000円になります。  

そしてその5年後、つまり投信購入から10年後にまた2倍に値上がりしていたら評価額は40,000円になります。

そしてさらに5年後の15年後にまた2倍に値上がりしていたら、評価額は80,000円になります。  

5年後   10,000×2倍=20,000

10年後 20,000×2倍=40,000

15年後 40,000×2倍=80,000

これを5年ごとに利益分だけを毎回利確していたら、元本の10,000円と利確分の30,000円で計40,000円にしかなりません。(税金は無視)  

これが単利と複利の違いです。つまり、利益分(値上がり分)も運用に回すとその都度利益確定するより大きく増えますよということ。  

長期運用すれば複利効果が得られる?

例えば超絶不調の「おかねがかり」というダメ投信の基準価額が10,000円の時に10,000円投資したとします。

このダメ投信の基準価額が20年後10,000円のままだったら損益はどうなっているでしょか? 

基準価額が10,000円の時に

10,000円投資

20年後も基準価額が10,000円  

損益は?  

20年間も長期保有し続けたわけですから「複利効果的な何かが効いて多少儲かっているかもしれない」と考えた人は間違いです。「複利的な何かが」ってそんなモノは有りません。

ですので20年後の評価額は10,000円で損も得もありません。  

もちろん投資信託に組み入れられた株や債券の値上がり益や配当・利金は再投資されます。しかし、それは基準価額に反映されての10,000円ですので関係ありません。信託報酬もそうです。つまり、それ込みの基準価額だということ。  

このように投資信託の複利効果を預金の利息みたいに「目に見えない何かが複利で増える」と誤解されている投資家さんが結構多いような気がします。  

長期運用しても複利効果が得られない場合もある

前記のように20年間保有続けても上昇しなかったら複利効果なんてものは無いということになります。

逆にもしこの20年の間に上昇した時期があったとしたら、その時に利益確定しておいた方が結果的には儲かってるということにもなります。

「年利10%で複利運用すると」の意味

とうことは「年利10%で複利運用するとこうなりますよ」というあのグラフは一体何なんでしょうか?  

右肩上がりにキレイにカーブしているアノ折れ線グラフを使って、投資信託の複利効果を説明する必要があるのか? 誤解を招くだけではないかと。

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参考:わたしのインデックス  

このグラフはただ単に毎年10%ずつ上昇し続けたらこうなりますよという皮算用をグラフにしたものです。

そしてこれが

年利10%で複利運用

の意味になります。  

しかし現実問題何十年も上昇しっ放しってことは有り得ません。値下がりすることも多々あります。

ということは「年利10%で複利運用すると、こうなる」という表現は間違いで「年利10%で複利運用できたら、こうなる」です。  

投資信託はプロが運用しているといっても相場をコントロールできるわけじゃないので、「年利10%で複利運用すると」みたいな表現をされると「ほな運用してよ」とツッコみたくなります。

追記:2017/03/28

「プロ野球のひいきの球団が2勝1負ペースで行くと優勝する」と言っているのと同じで、2勝1負ペースを頑張るのはファン(投資家)ではありません。

ファンは応援以外には何も貢献できません。頑張るのは現場(ファンドマネージャー)です。

まとめ

「株や債券の値上がり益や配当・利金を再投資することによって複利効果が得られる」とわざわざ説明しなくてもいいようなことを、メリットなように説明するのがこの業界です。

既にこの効果は基準価額に反映されているので過去の基準価額の推移が複利効果の結果になります。

お持ちの投信はどうでしょうか? キレイな右肩上がりのカーブになっているでしょうか?

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